痛風の症状について

痛風の症状について

痛風の症状・原因・薬・尿酸・プリン体との関係を詳しく解説しています。

  

痛風の原因


「風が吹いただけでも痛い」と言われる痛風ですが、その原因は尿酸の産生過剰にあると言われています。

尿酸がふえ過ぎると、排泄がうまくいかなくなり、血中の尿酸量が高くなります。

これを治療せず放置しておくと、血液中の尿酸が溶けきれずに結晶が少しずつ大きくなり、この結晶が関節に沈着すると骨や軟骨を破壊、いわゆる痛風関節炎を起こすのです。

では、痛風の原因である尿酸の産生過剰はどうして起きるのでしょうか。

主に、プリン体を多く含む食品を過剰に摂取する、激しい運動を行う、遺伝的な体質などが挙げられます。

激しい運動をすると細胞が破壊され、痛風の原因となるプリン体が生まれやすくなると医学的に判明しています。

プリン体を多く含む食品でよく知られているのがビールやレバー、納豆、干物・煮干し、干ししいたけ等です。

干物にプリン体が多い理由は、干物は乾燥して細胞が凝縮されているため、1グラム当たりのプリン体の量が多いからです。

血液検査で尿酸値が3〜7mg/dlなら正常範囲、7.0mg/dl以上になると痛風を疑ってください。


痛風の症状


痛風の初期症状としてよく知られるのが突然の足の親指のつけ根の痛みです。

痛風の症状の多くは夜中に起こることが多く、足の親指のつけ根が炎症を起こし、関節が腫れ、激痛が走るといった症状があらわれます。

痛風は、体の中で体温の低い部位ほど尿酸が析出しやすいため、足の親指に症状が出やすいと言われており、そのほか症状が出やすい場所は、親指以外の足の指、足首、ひざ、ひじ、手の指などです。

最初、蚊にでも刺されて腫れているのだろうと薬を塗って自己処置していて、なかなか腫れがおさまらず、そのうち歩くのが辛くなり、痛風と気づくケースもあるようです。

痛風の症状は、最初の症状が出て2〜3日から1週間程度で痛みがおさまります。

痛みがあっても一度おさまる、つまり発作的な症状なので痛風発作と呼ばれています。

2度目の痛風発作は忘れたころにやってきて、最初の症状から2度目の症状まで、半年から1年くらいの間隔があります。

痛風発作の症状を繰り返すことで、やがて関節がこぶのように腫れることもあり、これを痛風結節と呼びます。


痛風の治療


痛風は尿酸値が7.0mg/dlを超えた状態を言い、その測定は血液を採取し、血液中の尿酸の量を測定することで簡単にわかります。

痛風と診断された場合、薬物療法や食事療法で治療していきます。

薬物療法は、1.痛みを止める対症療法薬、2.尿酸排泄促進薬、3.尿酸生成阻害薬、4.尿アルカリ化薬、5.尿酸コントロール薬に分類されます。

痛風発作のときだけでなく、ふだんから飲むことが重要です。

食事療法は、1.プリン体を多く含む食品をとらない、2.アルコールは控える、3.野菜・海草類・柑橘類をたっぷりとる、4.水分を多くとる、などです。


痛風症状再発の予防


痛風になった場合、頭に入れておいてもらいたいのは、痛風発作の症状がなくなっても治療は一生続けなければならないということです。

この治療を続けなければ、痛風再発の可能性は極めて高いということが言えます。

痛風の治療には、定期的に尿酸値を測定することが必要です。

最近では、自宅で簡単にできる郵送血液検査キットという便利なものも販売されているようです。

自宅でわずか1滴血液を採取するだけで値をチェックできる検査キットです。

利用してみてはいかがでしょうか。

痛風は食事療法が基本です。

プリン体は水に溶けやすい性質があるため、食材として使用した肉や魚から溶け出したスープにはプリン体が多く含まれます。

痛風の人はスープはできるだけ飲まないようにしてください。

逆を言えば、煮たり茹でたりすることによってプリン体をカットすることができるでしょう。

また、プリン体99%カットビール(発泡酒)も売られているようです。

賢く利用し、再発の予防に努めてください。


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